大雪で帰宅困難になった時に備えとくべきグッズ4選!

帰宅難民になりかけて気付かされたこと ライフスタイル
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先日の積雪のせいで人生初めて帰宅難民になりかけました。

私はまだ深夜であっても自宅になんとか帰れたので、マシな方だったと思います。

電車や車内に長時間閉じ込められてしまった方や、駅などで一晩過ごされた方もおられたと思います。

 

大雪で帰宅困難になった時に備えとくべきグッズ4選!

帰宅難民になりかけて気付かされたこと

年に1〜2回雪が積もるかどうかの地域に住んでいると積雪がどれほど恐いのか、意識することが難しいと思います。

ニュースで積雪地方の状況が流れていても、自分のこととして考えられないのは仕方ないと思います。

普段から備えておこう、という意識に繋がらないので、いざという時に慌てることになるんだな、と今回痛感しました。

喉元過ぎて「寒さ」を忘れてしまう前に、共有したいと思います。

 

防寒グッズ

当たり前のことですが、雪が降っているということは普段よりも相当寒いです。

昼間であっても外気温は0℃付近にまで下がっているので、皮膚が露出している箇所は極力少なくして、体温が低下するのを防いだ方がいいと思います。

まず、手袋やマフラーは大抵の方がお持ちだと思います。

通勤・通学や通常の外出用では毛のものをお使いの方が多いと思いますが、これだと雪が溶けて染みこんだりして、指先がかじかんで結構つらいです。

手袋は防水加工がされているものや防寒機能に優れたロードバイクやスノボ用で、あまりゴワゴワしない比較的薄手のものを選ばれた方がいいと思います。

マフラーもネックウォーマーなどに換えて、できるだけ風が吹き込む隙間が少なくて、保温性のあるものの方がいいと思います。

私は光電子素材が使われている製品を好んで使用しています。

また、コートやダウンジャケットにはフードが着いていると思いますが、防寒のためにせっかくかぶっても、風が吹き込んでめくれてしまったり、雪が舞ってフードの中に入ってきたりすると、結構寒かったです。

なので、できれば手袋・マフラーこれに加えて、耳あてやニット帽などがあると極寒の中でも意外と暖かいです。

私が特に、なのかもしれませんが、耳が風や雪にさらされていると体感的に思った以上に体温が奪われ、寒さが倍増する気がします。

 

意外と盲点なのが靴ではないでしょうか。

最近はゲリラ豪雨なども発生することがあるので長靴を準備されている方も多いと思いますが、なかなかスーツ姿で長靴履くのはちょっとな・・・と考える方もおられると思います。

そこで必須なのが、靴の中に入れておくカイロ。

靴下に貼るタイプと単に靴の中に入れておくタイプがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

靴下に貼るタイプは靴の中でずれないため、足先を常に暖めることはできますが、粘着力がそこそこあるので靴下の足裏部分にダメージが生じます。

靴の中に入れておくタイプはその逆で、歩いているうちに靴の中でずれてくることはありますが、靴下には優しいです。

あと、靴用カイロは8時間くらいで効果が切れてしまうので、使い始めのタイミングに注意した方がいいです。

心配な方はカバンに予備のカイロを入れておいた方が無難と思います。

ただ、私の場合、革靴で靴用カイロを入れていても足の甲側には何の保温もないので、実際には足の指の感覚がほとんどなくなってしまいました。

やはり雪が降っているときにはなりふり構わず、足全体を保温してくれる効果のある長靴を履いた方がいいと思いました。

家に帰ってお風呂の中で足指を解凍したときの痛さを思い出すと、早めに長靴を準備しておこう、と改めて思います。

もう一つ、靴で気を付けなければならないのは凍っている道を歩くとき、です。

特に夜、街灯しか明かりがないので、一見アスファルトが見えている部分は「雪が溶けている」と思ってしまい、そこを歩きがちです。

が、実際は人が歩いたり、自転車や自動車が走行して一度雪が溶けた所が、外気の寒さで表面が凍っている箇所であることがあります。

これはブラックアイスバーン(路面凍結)と呼ばれ、雪のある部分とこのブラックアイスバーンの境目で、滑って転倒してしまうことがあります。

靴もそういうことを想定して、靴裏がゴム底で滑り止めがあるタイプのものを選ばれた方がいいです。

世の中には普通の靴に取り付ける滑り止め(車で言うところのタイヤチェーンですね)、という商品も売られていますので、こちらを準備しておくのも手かもしれません。

 

飲食物

今回の積雪の影響で、私が帰宅時に乗った電車は途中で快速から各駅停車に変更となり、それぞれの駅でも停車時間が長く、最後には途中の駅で乗り換えが必要となって、後続の電車を約1時間ホームで待たなければなりませんでした。

結局その日は、会社を出発してから家に帰るまでいつもは1時間のところ、6時間半もかかってしまいました(日付が変わってました)。

家に帰ってから晩ご飯を食べるつもりでしたので、会社を出るときには当然ながら食事は摂っていません。

でも、その前日たまたま積雪の多い地方に住まわれている方のブログを拝見していて、積雪で渋滞が予想されるときには車にカロリーメイトやアメの類いの非常食を積んで通勤されている、という記事を読んでいました。

そこで私もその方を真似して、カバンに非常時に食べる用の食料とペットボトル1本を詰めてその日は出勤しました。

カバンに詰めていた非常食と水を少しずつ消費しながら、6時間半を乗り切りました。

少しでもカロリーを摂取すると体温も多少上がりますし、寒さを乗り切る気力にも繋がると思います。

失敗だったのは飲み物で、外気が冷たいせいでペットボトルの水も冷たくなってしまい、逆に体を冷やしてしまいました。

水(水分)は人間にとって当然必要なものですが、こういうときにはレモンとか梅の味のアメなどで唾液を出す方がよかったかな、と思いました。

それでも何も食べ物・飲み物を持っていないよりは全然マシだったので、偶然にも雪国の方の経験をお借りできたことで本当に助かりました。

 

充電器

最後はポータブル充電器についてです。

地震をはじめとする災害時を想定してポータブル充電器を準備されている方は多いと思います。

特に災害時には、連絡を取ったり、状況を把握したり、スマホで様々なアプリを利用することが多く、スマホのバッテリをいつも以上に消費することになります。

今回の積雪では「今後の天気はどうか」とか「電車はいつ来るのか」とか調べたり、家族に状況を伝えるためにLINEしたり、と頻繁にスマホが活躍していました。

電車の中では時間を潰すために、ニュースを見たり、音楽を聞いたり、動画を見たりとネットサーフィンしていたので、益々スマホのバッテリを消耗することになりました。

出張を考慮して新幹線の中でコンセントが使えるように充電のケーブルはカバンに入れていたのですが、うっかりしてポータブル充電器を入れ忘れたことに、スマホをさんざん使った後に気付いたのです。

その後はバッテリの残量を気にしながらスマホを使わなければならなくなる羽目になりました。

こういう状況が予想されているときには、ポータブル充電器も持ち歩かないとな、といい教訓になりました。

また、最近のスマホはバッテリの性能向上によって、容量も大きくなっていますので、充電器の容量も大きいものを準備しておくことをおすすめします。

バッテリの容量は「mAh」(ミリアンペアアワーと読みます)で表記されていますので、お持ちのスマホのバッテリの大きさや何回充電したいか、によって選ばれるといいと思います。

例えば10000mAhのバッテリとは、1時間で10000mAの電流を流せる(バッテリが空になる)という意味ですので、1回の充電で2000mAしか使わないのであれば5回充電できる容量のバッテリであることを表しています。

ご参考ください。

 

まとめ

帰宅難民になりかけて気付かされたこと

私自身の経験から、降雪・積雪に不慣れな地域で帰宅困難となった時に必要だと感じたもの、持っててよかったものを挙げてみました。

他にも準備しておいた方がいいな、というものがあれば皆さまのご意見をお聞かせください。

今回はこのあたりで。

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